子宮頸ガンになってしまったFTMTSでございます。


by jack-dancer
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夕刻、出社。
会社についてみたら隣の職場のミスでセキュリティシステムが誤動作し、留守番の女の子が事務所内に閉じ込められているという。
妻への電話で「トイレにいけません~」とかベソかいてたらしいが、おれの手術当日に妻を出勤させ、有給休暇をとって帰郷するような女なのであまり同情する必要はない。

 #この有給休暇は告知前に許可したもので、恨むのは筋違いだとは思うが
 #それにしてもひとことくらい「帰郷は中止しますからついていてあげてください」とかの
 #言葉を妻にかけてくれてもいいんじゃないかと思うのはおれだけか。

その後バタバタと仕事を片付け帰宅しようとしたら、生理程度の出血があり、T医大に電話。
T看護師が出てくれて、痛みや出血量などを確認のうえ外泊中断には及ばずとのこと。

帰宅後、NHKのがん医療特番を見てちょっと疲れる。

さっそくアタマを切り替えるために「エンタの神様」と「爆笑オンエアバトル」を見る。
このあとから体調が急激によくなったように思えるのは、おもいきり笑ったせいかもしれない。
笑いは万病に効くという説はあながち迷信ではないようだ。

 #「天然ボケ製造機」といわれる妻のパワーがダウンしているので
 #ちかごろ良質な笑いに飢えています(笑)
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by jack-dancer | 2005-04-30 23:59 | 入院~手術まで

2005/04/30 妻とおさんぽ

朝、おにぎりをつくって、妻と散歩にでかけた。
近所の公園。
ゲートボールをやっているお年寄りや、ボール遊びをする家族連れでそこそこ賑わっていた。
ひなたぼっこをしながら弁当を食べ、ぼんやりとあたりのひとを眺めたり、子供たちの歓声に目を細めたり。

おれの病気が発覚してから、おれたちはほんとうに無口になってしまった。
以前はよく話題がつきないなあと呆れるくらいいろいろなことを話してきたのに。
そういえばこんなふうに公園でぼんやり過ごすなんてことも、これまではなかった。

入院したらすっかり病人っぽくなってしまったが、外泊したら外泊したでやっぱり自分が病人であることを自覚してしまう。

早く元気になりたい。
元のとおりの体調にはなれなくてもいい。
痛くなくて、普通に歩けて、ごはんがおいしく食べられて。

そんな当たり前の幸せが早く戻ってきますように。
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by jack-dancer | 2005-04-30 16:53 | 入院~手術まで
外出1日め。妻と池袋西武に出かける。
お目当ては妻の大好物である「551蓬莱」という飲茶チェーンの「ユーチュー焼売」だ。

このチェーンは関西方面にしかなく、今度のGWに池袋西武にくることは知っていたのだが、入院や手術で買いにくることはできないだろうと、なかばあきらめかけていた。
しかし大型外泊が可能だったので急遽襲撃。
さっそく屋上でちまきと焼売のブランチをいただく。

昨日400cc採血を行ったせいか貧血気味だったので、朝からプルーンを食ったり、カルシウムパーラーを飲んだりしていたのだが、どうも思わしくない。
立ちくらみがするし、胃のあたりもすっきりしない。
せっかくの休日だが、しかたなく近所のスーパーで買い物をして、帰って横になろうと思っていたところへ、妻の携帯が鳴った。
職場でのスクランブルが、申し送りが不足していたのではないかとひそかに一番心配していた部分で発生していた。

半べその妻をしたがえ、自宅にトンボ帰りし、クライアントに連絡を入れ職場に指示を出す。

 #ったくも~こいつらは満足に仕事もできねえのかよ~
 #おれがハラ切ったらその後数日間はどうするつもりなんだよ~

ところが。
怒り心頭に達したせいか、貧血はすっかり治ってしまった。
出かけたときよりも足取り軽やかでめまいもない。

そうかあ。
よくいろいろなひとから「仕事人間」だの「ワーカホリック」だのと言われてきたが、おれは「おれがいないと仕事が回らない」ということをよりどころにして生きているんだ。

早く元気になってバリバリ仕事したいなあ。
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by jack-dancer | 2005-04-29 14:11 | 入院~手術まで
すべての術前検査、無事終了。

採血後の点滴が漏れ、400ccとられたのに100ccしか戻ってないとか、少しあたまがぼんやりするとか、16:00に射つ予定の造血剤注射がコワイとか、それよりなにより昼飯抜きなので腹が減ったとか、言いたいことはいろいろあるのですが、これから5/1までは自由です。

座薬もバカバカ出してもらったので、GWの外泊を心行くまで堪能して手術への元気にしよう。

【追記】
造血剤注射をしてくれたM看護師も本日の採尿担当のT看護師も、とても上手で、痛みはまったくなかった。
検査にストレスがなかったせいか腰痛もたいへん軽く、ここ2日ばかり1日3錠ペースだった座薬が、今日は1日2錠で済みそうだ。
入院以来激しく下していた腹も、やや落ち着きを見せはじめた。
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by jack-dancer | 2005-04-28 22:38 | 入院~手術まで
今日は検査がてんこもりだそうである。
連休前に検査を済ませGWど真ん中に手術という、落ち着いて考えたらかなり怖めのスケジュールだ。
まあでも今身体の中に抱えているもののほうがよっぽど怖いので、取りあえずちゃっちゃと切ってもらいたい。

そういえば入院してからあまり手術が怖くなくなったのは、きっと周囲の患者さんたちがとても元気だからだろう。
おれの部屋はすべて同系の病(つまりは婦人科系ガン)であるが、開腹手術後10日で病棟内をひょいひょい歩き回っている方もいれば、「放射線あててるんだからこれくらいの熱は当然なのよ」などと言いながら38度を越す熱にもかかわらずみんなと元気におしゃべりしている方もいるし、「抗ガン剤も副作用がないと本当に効果があったかどうか心配よねえ」などと豪語するつわものまでいる。

しかし一方部屋の隅には、今日の採尿がK看護師でないことにビビって検査をだらだらと引き延ばしている小心者もいるのですが(笑)。

【追記】
ぼくの執刀医であるN医師がさっき静脈性腎盂造影の同意サインとりにきたんですが、マスクしてめちゃめちゃクシャミしてたんですけど。
大丈夫なんでしょうか(泣)。
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by jack-dancer | 2005-04-28 22:29 | 入院~手術まで
1.
T医大病院の飯は美味い。
それは座薬によって痛みが軽減され、快適に過ごせるようになったという点も考慮しなければならないだろうが、それにしても美味い。
しかも総計1800kcalに押さえられているのだから、一生この飯を食ってもいいとさえ思った。

2.
T医大病院のK看護師(上戸彩風)はカテーテルを入れるのがうまい。
以前腎盂腎炎での入院時に入れられたときは七転八倒の苦しみだったが、今回はちくちくっと1,2度痛かっただけだ。

3.
不思議なうわさが病棟内に流布しているらしい。

 曰く「男性が病棟の女性用トイレから出てきたのを見たひとがいるらしい」
 曰く「若い男性がトイレに入っていったという話を聞いた」
 曰く「パジャマを着ていたので患者であることは間違いないようだ」
 曰く「ついさっき洗面所で顔を洗っているところを目撃したひとがいる」
 曰く「男性でも乳がんになるらしいからその治療患者なのではないか」

上記、すべておれとは別病室の患者が、おれと同室の患者に伝えた情報である。
そしておれの担当医曰く。

 「すみませんねえ、ここ婦人科病棟なものでいろいろあるかもしれませんが。。。」

病院伝説の主はおれかい(爆)。
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by jack-dancer | 2005-04-27 13:59 | 入院~手術まで

2005/04/26 入院当日

当日はかなりのドタバタを予想していたが、なんのことはない比較的すんなり入院できた。
しかし入院後病棟に現れたN医師に「昨日救急外来にきましたね」とさっそく昨夜の騒ぎはバレており、いきなり内診。

しかし痛みの原因を聞いてびっくりした。

N医師「こっちが痛いんだよね~」
おれ「ああ。はい」
N医師「こっちは大丈夫だよね~」
おれ「ええ」

N医師の結論
「腫瘍がこっちのほう(直腸のやや右側)を押してますね~。
いきなり大きくなったってことじゃないですよ。
便の出が悪くなれば便秘も起こりますからおなかも痛くなります。
見たところは前回とまったく変わらず大きさは3~4cmってところですから」

あれっ。
このステージのガンって痛くないって話じゃなかったっけ?
転移とか浸潤がなくても痛いの? 痛いのが普通なの?

N医師「(きっぱりと)はい。よくありますよ。
腫瘍が前に出れば膀胱を圧迫してトイレが近くなったりしますしね」

そですか。
ということで痛いのは気のせいじゃなかったそうなので座薬入れてもらいました。
現在はマラソンができそうなほど快適です。
ぼくが本当にステージ1b2で直腸転移等もなく、無事手術後の病理検査もクリアできたら声を大にして「転移じゃなくても痛いことありますよ~」とお伝えしたいと思います。
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by jack-dancer | 2005-04-26 22:37 | 入院~手術まで
妻が入院の支度をしながら鼻歌で「部屋とYシャツと私」を歌っている。
昨夜飲みなれない薬を飲んだせいか、自己血採血による貧血の影響か、はたまた気のせいかは不明だが少し気分がよくない。

珍しく夢を見た。
クライアント側のリーダーと、もうやめてしまったそのアシスタントの女の子と複数で、いきなり九州にいる。
おれはクライアントからバイク(サーモンピンクのRZ250というキモカワイイもの)を借りていたらしいのだが、それを山道の某居酒屋前に止めたまま忘れてきてしまう。
単独でタクシーに乗り、居酒屋前に戻るとなぜかみんな別のタクシーでおれを追ってきており、帰りは「手動タクシー」というベンチシートのタクシー(運転手のほかにドアを開けてくれるやつが同乗していた)に乗って仲良く帰る。すでに他界したおれの母親が助手席に乗っていた。
夢でよく見る大きな湖のほとりに「丸井」が立っていて、母とアシスタントの女の子といつのまにか妻と妹も加わって買い物に夢中になっており、入り口は小さかったのに丸井の中は地上2階・地下25階というとんでもない大きさになっている。おれは体調が悪いと言い出せないまま、彼女たちの後ろをふらふらくっついて歩いている。

上記、落ち着いたら分析してみる予定。

【朝食】
豆乳。プルーン2コ。
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by jack-dancer | 2005-04-26 09:03 | 入院まで
T医大。

基本料756円。
管理料30円。
投薬料210円。

合計1000円ジャスト。

タクシー
会社~病院 660円。
病院~自宅 1610円。
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by jack-dancer | 2005-04-25 23:59 | 金勘定
時間外だが病院へいってきた。

おれは比較的暗示にかかりやすいたちなので、実は「病院にいる」というだけで安堵して、さまざまな症状が軽減されてしまうことが多い。

しかし今夜は地獄であった。
痛い。痛い。ただひたすら痛い。
腰に少しでも体重がかかると飛び上がるように痛むので横になることも椅子にかけることもできず、おれは救急外来の床にひざまずいてしまった。

 #ちょうど orz のポーズですね。

マジで涙がにじんだ。
カッコ悪いということはもちろんだが、とにかくなんだかわけもわからず痛いのだ。
見かねた救急外来の受付の兄ちゃんが声をかけてくれる。

 受付の兄ちゃん「大丈夫ですか。いま看護師を呼びます。何科ですか」
 妻「婦人科ですう~」

外見的には小太りのとっちゃん坊やを指して婦人科ですと言わねばならない妻の苦悩も気の毒ではあるが、いまはとにかくただひたすら痛い。

ようやく診察室に通されたが、診察ベッドに横になることもできない状態だ。

 C医師「痛み止めは飲んでいますか」
 おれ「はい。でも3日くらいまえから効きにくくなって」
 C医師「今日は飲みましたか」
 おれ「はい。午前中に1日分飲んでしまいました。
    さすがにこれ以上飲むのはよくないと思って午後は飲んでません」
 C医師「ロキソニンですか」
 おれ「。。。? いえ。市販のイブプロフェン製剤です」
 C医師「ロキソニン、飲んでないんですか」
 おれ「。。。はあ」
 C医師「嫌いなんですか、ロキソニン」
 おれ「あの。。。ロキソニンって。。。なんですか」
 C医師「えっ? ロキソニン処方されてないの?」

いや。
そういえばいままでおれ、これほど痛いって言ったことなかったような。
「痛い時には市販薬飲んでいいですか」としか聞いてないし。

ソッコーで血圧を計られてボルタレンを突っ込まれ、ロキソニンを処方された。
20分ほどしたら大量の発汗とともに、痛みが消えている。

こんなステキなものがあるんだったらもっと早く痛いと騒いでおけばよかった。

【教訓】
医師には症状は正確にすべて伝えておきましょう。
どんな小さいことでも不要だと自己判断せず、話しておくべきです。
ぼくは明日入院したら以下のような症状を訴えまくろうと思っています。

 「喉元がつかえるような感じがあるのですが肺転移ではないでしょうか」
 「肛門のあたりが激しく痛むのは直腸転移ではないのでしょうか」
 「尿が近くなったような気がするのは膀胱に転移しているせいではないですか」
 「ここに新しくできたイボはメラノーマではありませんか」

。。。あまりやるといざというときに本気にしてもらえないので、なにごともほどほどに。


【朝食】
おにぎり。プルーン。一日分の野菜ジュース。

【昼食】
おにぎり。

【夕食】
鳥レバーの煮物・炙りトロ・もずく酢・豆腐とオクラとめかぶの和え物。オカラのサラダ。筑前煮。

【薬】
ボルタレン(50mg)
ロキソニン(60mg)
フェルム(305mg)
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by jack-dancer | 2005-04-25 23:43 | 入院まで