子宮頸ガンになってしまったFTMTSでございます。


by jack-dancer
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カテゴリ:入院まで( 31 )

近所の西友に塩分の少ないもずく酢が売っているので、最近よく買いに行く。
実は今年の正月、おれの体重が90kgを越えたときにおれと妻が選択した減量法は「夜、炭水化物をとらない」というごくありきたりなものだった。

おれがガン告知を受けてからもその減量法は続いているのだが、満足感のある食事で炭水化物を抜くのはなかなか難しい。
そこで今日は俺様風居酒屋メニューで食卓を飾ってみた。

 #将来、妻と居酒屋をやるのが夢なのである。

今夜のメニュー

 もずく酢
 めかぶまぐろの温玉オクラソース
 づけまぐろの白胡麻和え
 カキの燻製
 ヤマブシタケのおひたし
 いちご

これに「蕃爽麗茶」を添える。
蕃爽麗茶はグアバ茶が主成分なのでたいへんクセが強く、慣れないと飲みにくいが、ウーロン茶や麦茶と比べたときの「飲みにくさ」が、不思議なことに「酒の代替品」としての役割を果たす。備前焼の片口などに入れ、お気に入りのぐい呑みでちびちび。
う~ん。ホント気分は居酒屋だなあ。

夜、やや腰痛が強いのでカプサイシンとインドメタシン配合の湿布薬を張って寝ることにする。
これで少し楽に眠れるといいんだが。いくら市販のものとはいえカゼ薬と鎮痛剤を併用し続けるのはよくないだろう。

タバコ 21:30 1本 ネオシーダー 22:40 1本
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by jack-dancer | 2005-04-13 23:23 | 入院まで
ぼくらは都営地下鉄沿線に住んでいる。
引っ越して4年近く経つが、致命的な遅れや運休もほとんどなく、優秀な運行状況であった。

ところが今日、初めてその地下鉄のダイヤが麻痺した。

あわてて電車を降り、妻とタクシーをつかまえて飛び乗ったものの、またその運ちゃんがトロ~いしゃべり方で「小滝橋とお~、馬場周りとお~、どっちにしますかねえ~」。

 そんなこた知るか。
 一番早いと思う道を行けばいいじゃねえか。
 おまえプロだろうが。

そんなやりとりが数度繰り返され、なんとか会社まで数十メートルの距離まで乗りつけた。

ストレスは日常に点在している。
ある程度余裕をもって構えることでその陥穽を避けることはできるが、今回の車両故障のように突発的事故だけは対処のしようがない。

こんなときのために普段から、小さなことで怒り狂って心のダムを決壊寸前状態にしておくことだけはやめようと思ったのでした。まる。

【朝食】
トマトガーリックパスタサラダ。もずく酢。ワカメとヤマブシタケのスープ。
タバコ 9:00 1本 10:00 1本

【昼食】
中華定食(エビチリソース)。しぶしぶとおかずと飯を半分残す。
激甘で大盛りだったんだもんなあ。
タバコ 15:00 1本 16:00 1本
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by jack-dancer | 2005-04-13 11:35 | 入院まで

2005/04/12 少しハイです

朝、咳がひどく、漢方薬(小青竜湯)とビタミンCを服用。
痰が切れるようになってきたし、湿った咳なので、肺転移等ではないと確認。
また、おれが通っているT医大は、実は大きな放射線科を有しており、ステージ的にヤバげな大きさであれば、ガンを小さくしてから切りたがるであろうということに気づき、さらに安心。

医者の話をようやく冷静に思い出した。

 西洋では現在、抗がん剤や放射線による治療が盛んになっており
 治癒率も手術と変わらないと言われている。
 しかし日本では現在も切れるステージであれば手術というのが主流だ。
 10年後には切らなかったほうがよかったかもしれないと思う日が
 くるかもしれないが云々。

このときのおれはもう切れる大きさ(約4cm・他臓器への転移・浸潤もいまのところなし)ということで有頂天になっており「切ってください切ってください」と連呼していたため、医者に「まあ話を聞いて」と苦笑いされたほどだ。

10年後。。。10年後?
おれには10年後があるの?
10年後があるならもう今どんな臓器がなくなろうが♪俺様的にはオールOK!♪(byTMレボリューション)といったところだ。

あとで「医学界一般の話として。。。」とか逃げないでくれよな、センセイ!♪(by B'z)


【朝食】
トマトリゾット(というようり、しゅうまいとかヤマブシタケとかにんにくの芽とかが入ったけったいな雑炊)。
タバコ 9:00 1本 12:001本

【昼食】
ぶっかけそば(おくら・めかぶ入り)・もずく酢

【夕食】
日本酒300ml(手術前はこれにて断酒)。
シーフードサラダ・味噌漬豆腐・セロリの浅漬け・一口ぎょうざ・おでん(カマボコ)・枝豆
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by jack-dancer | 2005-04-12 12:31 | 入院まで

2005/04/11 そういえば

今朝方、すごい地震があった。

家の中で不安定においてあるもの(例:片付けるのが面倒で棚の上に放り上げておいたPS2の空き箱等)がバタバタ落ちた。
おれは地震・カミナリ・火事・嫁さんというタイプの典型なので、地震は不必要なまでに怖がるのだが、今朝はとても落ち着いていた。

 #まあそりゃ「ガン」に比べたらたいていのものは怖くなくなりますな。

実は会社はビルの7階なので、昼間の余震も結構大きく感じたはずなのだが、一瞬うろがきたものの、なんとか取り乱さずに済んだ。

1時間の残業後、妻と帰宅。
近所のコンビニに「もずく酢」がなかったので、これを食うためだけに外食。
ついでにちっちゃいのだけど熱燗1本飲んじゃった、テヘッ(はあと)。

のど元過ぎれば熱さを忘れるという典型のような性格。
しかしいまはこの親譲りの性格に心から、感謝。

【夕食】
有機寄せ豆腐。水菜と大根のサラダ。もずく酢。いかまぐろ納豆。熱燗(0.7合)。
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by jack-dancer | 2005-04-11 23:19 | 入院まで

2005/04/11 浮上

朝、少し患部が痛むのでイブA服用。
市販薬を飲むことなどもう気にしない。
あとは手術の日までできるだけ快適に過ごすだけだ。
もちろんできれば体脂肪を減らして。

職場の近くに、「定食のごはんがどんぶり飯」という、うれしい定食屋がある。
妻とひいきにしていたのだが、今回の一件ですっかり足が遠のいていた。

今日、久々に行ってみたらなんと。
小どんぶりの飯を残すのがツライ。
後ろ髪を引かれるような思いで残してきたが、もっともっと食べたい。
数日前のあの食欲のなさがウソのようだ。

痛みや悲しみがいつかは癒えるように
辛さやショックもこうして薄らいでいくのだろう。

外は雨が降っている。

そういえば、この前雨が降ったのはいつだったか。
そんなことも覚えていないくらい辛かったんだなあ。

おれはいま
まるで告知などなかったかのような
平穏な毎日をとり戻した。

もちろん今も、ガンであることには変わりないが、少しだけ病気とうまく付き合っていけるような気がしはじめた。



【朝食】
梅じゃこパスタ レタスのサラダ もずく酢

【昼食】
豚角煮定食(ライス120g)
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by jack-dancer | 2005-04-11 18:04 | 入院まで
半身浴をして昼寝をしたらカゼの調子がだいぶいい。
少し患部付近が痛むので、市販の鎮痛剤(イブA)を服用。
それにしてもこの薬はたちどころに痛みが止まるからすごい。

 #だけどなんで患部付近が痛むんだろうなあ。
 #不定愁訴ってやつかなあ。。。

痛みが止まり、機嫌がよくなったので、洗濯をしたり、台所の掃除をしたり、退院の日の勝負服を選んだりする。

退院の日かあ。予定じゃ5月末~6月だからなあ。
結構暑くなってるかもしれないな。

夏ものの紺ブレザーとグレイのスラックスでいいかな。
中のシャツは半袖にしたほうがいいな。
ネクタイは、むかし妻がうっかり洗濯機で洗ってしまったトリコロールのレジメンタルにしよう。

そうこうしている間に急激にハラが減り、どうしてもラーメンが食いたくなる。
だが、ここはガマンガマン。
そんなものは元気になればいくらでも食える。
人として体重78kg・体脂肪率35%(現在82kg・38%)くらいまではコントロールしてから手術に臨みたい。

なんだかガンにきくらしいというウワサの「もずく酢」を、これからはおやつ代わりに用意しておこうと決意した。

【夕食】
トマトスープかけごはん&もずく酢。おれは昼に卵を食ったので卵抜き。
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by jack-dancer | 2005-04-10 17:56 | 入院まで

2005/04/10 小さな驚き

タバコをやめることにしたのだが、一気に「やめなければ」と考えることもストレスの原因になるようなので、ネオシーダー(煙の出るのどの薬)を代替品にすることにした。

ところがこれをはじめて3日目でのどが痛くなってしまったのである。
ネオシーダー経験者の友人いわく、禁煙準備のためにネオシーダーを使用すると逆にノドが痛くなったり、咳や痰が多くなったり、果ては「ネオシーダー自体がクセになる」という話なので、ガムを噛んでタバコをがまんしてみることにした。

 ※ガン発覚前から節煙方法としてガムをかんでいたのだが
 食欲が落ち、体力が下がるとともに、ものを噛むという気力も
 低下していた。噛む気力が復活しているのはいいことだと思う。

しかし喉のイガイガ感はなかなか消えず、少しだるいような気がしてきた。
安定剤や導眠剤を使ったわけでもないのにアタマがぼーっとしている。
でもこの症状がガンのためではないという判断力だけはある。
ステージ1b2の自覚症状として、こんなものはあるはずがなく、あそこまで主治医がはっきりおれ自身に告知しており、しかも「切る」と明言しているのだから、こんな症状が発生するステージのガンではないことは明確だ。

 #って神経科の先生も言ってたし。。。(やや弱気)

それに前にもこんなことがあった。あれはなんだったろう。。。

そうだ。

寝汗とだるさ、少しアタマがぼんやりして、咳が出る。
そういえば鼻水も出るみたいだ。

これは「カゼ」だ。

なんだかおれはちょっとだけうれしくなってしまった。
なぜかはわからないが、ガンでもカゼを引くことはあるのだと知ったら、うれしくなってしまったのである。
もちろん手術を控えてカゼをひくということが好ましくないことは知っている。
だからやさしい味のスープやお茶を飲み、消化のよい食事をきちんと摂って、暖かくして横になろう。
ビタミンCのサプリや野菜ジュースも飲んで、普段どおりにカゼを治そう。

おれは生きているんだ。

【朝食】
そうめん。にんにくの芽とヤマブシタケのおひたし。

【昼食】
トマトスープごはん@温玉のせ。
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by jack-dancer | 2005-04-10 09:36 | 入院まで
どうも精神的にグラグラする。
確定診断さえ出れば安寧を得られると思ったのはおおきな間違いだったらしい。

しかしもう結果が出てしまったことについて思い悩むのは、すでに終わってしまった試験の合否についてあれこれ考えるのと同様、あまり建設的とはいえない。
ならばもう手術の日までよけいなことを考えなくて済むよう、ものの話に聞いている「抗不安薬」とか、そういうものをもらい、ゆっくり構えていよう。

ところがいざ神経科に行ってみると、何を話したらいいのかまったくわからないのにまず困った。
まあ医者(おれの爺さんくらいの年齢に見えたが本当はいくつくらいなんだろう)はプロであるから、簡単なアンケートなどをやらせて、おれの状態を見ようとしていたらしいが、

 症状が発生したきっかけ=ガン告知

と書き込むのを見て、ため息ともあいづちともつかない声でうなずいた。

そのとたん。なんと近来まれにみる情動失禁を精神科医の前で起こしてしまったのである。

なぜ自分のような性同一性障害患者がこんな不要な器官のガンに罹患してしまったのか不要な器官だから切除してしまえばいいだけだと考えてもなぜ次々と不安が発生するのかこの年齢になってようやく彼女ができたのになぜこんなつらい思いをさせてしまうのかそもそもおれは身体が治って帰ってきても職場には戻れないかも知れずガンが職場にバレたらクビになるのは確実でこんな精神状態ではまともにメシも食えず手術までに体力を消耗するだけでありつまりはぼくはどうしたらいいのかわからないのですと泣いたり笑ったり十数分。

いきなり現れた飛び込み患者にこんな深い話をされるなんて運の悪い医者もいたものである。

だが先生はメモをとりながらおれの話を聞いてくれて、一所懸命おれの心を落ち着かせる言葉を捜しながら、小一時間も話し合ってくれた。

結果処方された薬は以下の通り。

 パキシル 10mg
 プリンペラン 5mg
 デパス 0.5mg

各7日分。

先生、ありがとう。忙しい中、けったいな患者ですみませんでした。

【昼食】
休日出勤のついでに外食。
エッグベネディクト。

【夕食】
腰痛のため外食。
中華海鮮鍋・切干豆腐・中華風豆腐の和え物。アワビときゅうりの冷菜。
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by jack-dancer | 2005-04-09 22:18 | 入院まで

2005/04/09 休日出勤

【朝食】そうめん・ヤマブシタケとアスパラのあえもの。水菜のおひたし。

告知を受けてからというもの、たとえ短時間でもひとりきりでいることが辛くなった。
かといって人ごみの中にいるとどうしようもなく不安になる。

そこで今日はシフト出勤の妻に付き合い、休日出勤することにした。
こういうとき夫婦+友人の奥さんという3チャン経営テイストな部署は便利だとつくづく思う。

もちろんおれが病気になってしまったことで、妻にいらんストレスを与えることになるのは、大きなマイナス要因だ。
しかし、正直な病状を告げ、仕事への影響を最小限に食い止めるよう動けるという点では、これほど理想的な職場はないだろう。

いままで超ワンマンに妻をこき使い、ものすごい量の仕事をこなしてきたが、そんな自分に自己満足していた日々はもう過去の話。
決していい上司ではなかったであろうおれのために、妻は必死で応えようとしている。

無理をするな。
焦るな。イラつくな。
おまえにはもう充分な実力がある。
あとはそれをどう有効に引き出すかということだけなんだから。
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by jack-dancer | 2005-04-09 11:56 | 入院まで

2005/04/08 久々の料理

昨夜は少し酒を飲んで、タバコも吸った。

でもそれも昨日まで。
手術の予後を考えて、今日から本格的に節煙~禁煙へとシフトする予定だ。

朝、久しぶりに早起きをして食事を作る。
市販のサラダを盛り付けて、パスタを添えただけのものだが、やっぱり自分で作るメシは最高だ。

通常通り出勤。
午前中、妻の友人から薦められたドライプルーンを食いながらデスクトップPCの電源を立ち上げると、前々からイカレていたおれの端末のモニタがついに再起不能となり、新しいものへと交換することになった。
こういうときに我が上司は本当に手当てが早くて助かる。
昼過ぎ、クライアントとおれのピンチヒッター君と3人でミーティング。
ピンチ君はたいへんアタマの回転の速い男で、しかも感情をあまりおもてに漏らさないという、たいへん優秀な人間だ。

30分ほど残業をして帰宅。
途中で体調がさほど悪くないということに気づく。
そのとたん、自分の作った中華風イタリアンがどうしても食いたくなった。
スーパーに寄ってみると、食材がまたドンピシャで揃っている。
ということで久々にナベ振ってみました。

【本日の夕食メニュー】
ホタテ・アスパラ・ブロッコリーのトマト炒め。
わかめとヤマブシタケのスープ。
水菜のサラダ。

今日の喫煙本数・1本(ネオシーダー)。
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by jack-dancer | 2005-04-08 23:46 | 入院まで