仕事とプライベート
2007年 06月 22日
先日、こんなことがあった。
おれはいまステロイドを服用している。
理由は膠原病。いわゆるリウマチというやつで、この薬を飲まないと痛みが止まらないだけではなく関節が変形して、最終的には歩けなくなるという結末が待っているわけだが、ステロイドという薬はたいへん強力なため、医者の言うとおりに飲まなければならないというやっかいなシロモノである。
もちろんそんな面倒なものをおれが自分で管理できるはずもなく、すべて妻まかせであることはいうまでもないが、症状が安定していればまとめて薬をもらえるので時々通院&検査するだけでいいという、それほど付き合いにくい病気でもない。
ところが。
この「次の診察までの薬の数」を主治医が間違えた。
次の診察までは43日なのに処方箋には36日分と書かれている。
しかも気づいたのは手元にあと1週間分の薬しかなくなってからだった。
何度も処方箋と前回の診察日を引き比べ、薬局のミスではないことを確認してから電話で病院に連絡し、主治医の名前を伝えた。
おれ「先日いただいた薬の数が足りないようなのです」
受付「はあ」
おれ「このままでは次の診察の前に薬が切れてしまうのですが」
受付「では処方しますので来てください」
おれ「今日T先生(主治医)いるんですか」
受付「いえ。処方医が薬をお出ししますので」
は?あんたんとこの医者が間違えたんだぞ。
それを「別の医師が処方するから来い」じゃないだろ。
「ごめんなさい」の一言がまずあるべきじゃないのか。
しかも電話に出た若いねえちゃん、声の調子が完全に「他人事」なのである。
怒り狂ったので「患者様(この言い方も気に入らないのだが)相談窓口」とやらにねじこんで、受付の態度に対する苦情と主治医の交代を申し入れた。
最近いろいろ問題を起こしてくれちゃってるT医大なので、もちろんこうなったときに病院側はヒラ謝りであることはいうまでもない。
相談窓口という存在自体が苦情処理係なんだし。
ここでちょっと気づいたことがある。
おれの仕事はコールセンター管理者だ。
電話やメールなどさまざまな問い合わせに回答する窓口の責任者をしている。
そのおれの職場でちょっとおもしろいことが起きているのだ。
オペレータA君は佐藤隆太似のオシャレな若者で、顔に似合わずこつこつとマジメに仕事をするタイプである。
オペレータB君は中田英寿似のクールな外見だが、当意即妙なツッコミで職場の人気者だ。
この二人を比較すると、お客様対応を行うにあたっての知識量はA君のほうが圧倒的に豊富だ。こつこつタイプなだけあって、中途半端に理解したままものごとを放置することができないため、理解できるまでつきつめて考えるからだ。ヒデもマジメではあるが佐藤君ほどではない。
しかしこの二人を電話に出すと、クレームを引き当てる率が決定的に違う。
佐藤君999に対してヒデ1くらい違う。
実はこれ、ひとえに声の印象によるものだ。
ヒデはその顔からは想像できないような森本レオばりの美声でゆるやかに「たいへんもうしわけございません」と情感たっぷりに話す。
佐藤君は最近の若者によくいるカンジの平坦な抑揚で、事実を淡々と述べる。
つまり佐藤君の話し方は「クレームでない問い合わせまでクレームにしてしまう」という危険性をはらんでいることになるのだ。
まあそんなことに気づいたからといってどうなることでもない。
命(というかQOL)に関わる薬なのでクソ忙しい中でも取りにいくしかないし、佐藤君が突然芝居っ気たっぷりに話すテクニックを身につけてくれるわけでもないしな。
はあ。。。(;_;
おれはいまステロイドを服用している。
理由は膠原病。いわゆるリウマチというやつで、この薬を飲まないと痛みが止まらないだけではなく関節が変形して、最終的には歩けなくなるという結末が待っているわけだが、ステロイドという薬はたいへん強力なため、医者の言うとおりに飲まなければならないというやっかいなシロモノである。
もちろんそんな面倒なものをおれが自分で管理できるはずもなく、すべて妻まかせであることはいうまでもないが、症状が安定していればまとめて薬をもらえるので時々通院&検査するだけでいいという、それほど付き合いにくい病気でもない。
ところが。
この「次の診察までの薬の数」を主治医が間違えた。
次の診察までは43日なのに処方箋には36日分と書かれている。
しかも気づいたのは手元にあと1週間分の薬しかなくなってからだった。
何度も処方箋と前回の診察日を引き比べ、薬局のミスではないことを確認してから電話で病院に連絡し、主治医の名前を伝えた。
おれ「先日いただいた薬の数が足りないようなのです」
受付「はあ」
おれ「このままでは次の診察の前に薬が切れてしまうのですが」
受付「では処方しますので来てください」
おれ「今日T先生(主治医)いるんですか」
受付「いえ。処方医が薬をお出ししますので」
は?あんたんとこの医者が間違えたんだぞ。
それを「別の医師が処方するから来い」じゃないだろ。
「ごめんなさい」の一言がまずあるべきじゃないのか。
しかも電話に出た若いねえちゃん、声の調子が完全に「他人事」なのである。
怒り狂ったので「患者様(この言い方も気に入らないのだが)相談窓口」とやらにねじこんで、受付の態度に対する苦情と主治医の交代を申し入れた。
最近いろいろ問題を起こしてくれちゃってるT医大なので、もちろんこうなったときに病院側はヒラ謝りであることはいうまでもない。
相談窓口という存在自体が苦情処理係なんだし。
ここでちょっと気づいたことがある。
おれの仕事はコールセンター管理者だ。
電話やメールなどさまざまな問い合わせに回答する窓口の責任者をしている。
そのおれの職場でちょっとおもしろいことが起きているのだ。
オペレータA君は佐藤隆太似のオシャレな若者で、顔に似合わずこつこつとマジメに仕事をするタイプである。
オペレータB君は中田英寿似のクールな外見だが、当意即妙なツッコミで職場の人気者だ。
この二人を比較すると、お客様対応を行うにあたっての知識量はA君のほうが圧倒的に豊富だ。こつこつタイプなだけあって、中途半端に理解したままものごとを放置することができないため、理解できるまでつきつめて考えるからだ。ヒデもマジメではあるが佐藤君ほどではない。
しかしこの二人を電話に出すと、クレームを引き当てる率が決定的に違う。
佐藤君999に対してヒデ1くらい違う。
実はこれ、ひとえに声の印象によるものだ。
ヒデはその顔からは想像できないような森本レオばりの美声でゆるやかに「たいへんもうしわけございません」と情感たっぷりに話す。
佐藤君は最近の若者によくいるカンジの平坦な抑揚で、事実を淡々と述べる。
つまり佐藤君の話し方は「クレームでない問い合わせまでクレームにしてしまう」という危険性をはらんでいることになるのだ。
まあそんなことに気づいたからといってどうなることでもない。
命(というかQOL)に関わる薬なのでクソ忙しい中でも取りにいくしかないし、佐藤君が突然芝居っ気たっぷりに話すテクニックを身につけてくれるわけでもないしな。
はあ。。。(;_;
by jack-dancer
| 2007-06-22 11:23
| 術後2~3年
|
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