子宮頸ガンになってしまったFTMTSでございます。


by jack-dancer
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2005/04/09・その2 神経科へ

どうも精神的にグラグラする。
確定診断さえ出れば安寧を得られると思ったのはおおきな間違いだったらしい。

しかしもう結果が出てしまったことについて思い悩むのは、すでに終わってしまった試験の合否についてあれこれ考えるのと同様、あまり建設的とはいえない。
ならばもう手術の日までよけいなことを考えなくて済むよう、ものの話に聞いている「抗不安薬」とか、そういうものをもらい、ゆっくり構えていよう。

ところがいざ神経科に行ってみると、何を話したらいいのかまったくわからないのにまず困った。
まあ医者(おれの爺さんくらいの年齢に見えたが本当はいくつくらいなんだろう)はプロであるから、簡単なアンケートなどをやらせて、おれの状態を見ようとしていたらしいが、

 症状が発生したきっかけ=ガン告知

と書き込むのを見て、ため息ともあいづちともつかない声でうなずいた。

そのとたん。なんと近来まれにみる情動失禁を精神科医の前で起こしてしまったのである。

なぜ自分のような性同一性障害患者がこんな不要な器官のガンに罹患してしまったのか不要な器官だから切除してしまえばいいだけだと考えてもなぜ次々と不安が発生するのかこの年齢になってようやく彼女ができたのになぜこんなつらい思いをさせてしまうのかそもそもおれは身体が治って帰ってきても職場には戻れないかも知れずガンが職場にバレたらクビになるのは確実でこんな精神状態ではまともにメシも食えず手術までに体力を消耗するだけでありつまりはぼくはどうしたらいいのかわからないのですと泣いたり笑ったり十数分。

いきなり現れた飛び込み患者にこんな深い話をされるなんて運の悪い医者もいたものである。

だが先生はメモをとりながらおれの話を聞いてくれて、一所懸命おれの心を落ち着かせる言葉を捜しながら、小一時間も話し合ってくれた。

結果処方された薬は以下の通り。

 パキシル 10mg
 プリンペラン 5mg
 デパス 0.5mg

各7日分。

先生、ありがとう。忙しい中、けったいな患者ですみませんでした。

【昼食】
休日出勤のついでに外食。
エッグベネディクト。

【夕食】
腰痛のため外食。
中華海鮮鍋・切干豆腐・中華風豆腐の和え物。アワビときゅうりの冷菜。
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by jack-dancer | 2005-04-09 22:18 | 入院まで